安全への取組み~安全スローガン~
安全スローガン
平成30年8月度安全スローガン 作業効率
2018-08-01
酷暑ですね。。。
命にかかわる暑さが何日続くのでしょう。気温40℃ってなんなんだ…。
みなさま熱中症にはくれぐれもご注意ください。
対策には弊社安全スローガンもご参考に!
平成30年8月度安全スローガン
『作業効率を上げ、スマートな仕事をしよう!』
ほほぅ。。これはまた今までになかったテーマですね。
安全はどこへ…?
というように感じますが、実は安全にもつながることと思われます。
作業効率を上げることで、安全な工事にさらに近づくでしょう。
《作業効率をあげよう》
てきぱきと仕事をこなす人は、傍から見ると仕事ができるように見えます。
( *゜Д゜)9{ 自分もああなりたい! など、憧れる方も多いのでは。
てきぱきと仕事をこなす一つの方法として、作業効率を上げることが挙げられます。
作業効率を上げることで、余裕も生まれ、落ち着いた状況で作業を行うことが
できます。
そのような状況であれば、ミスも少なく、ミスがあっても手直しする時間もあり、
質の高い成果物ができ、さらには会社の利益にも貢献できるでしょう。
ゆえに、作業効率を上げることは企業にとって重要なことであると考えられます。
「よっしゃ、いつもの作業だし、ちゃっちゃとこなして効率UPだ!」(`∀´*)
と思った方、ちょっと待ったぁ!( ゜Д゜)ノ
《仕事を速く行うこと≠効率を上げること》
○作業のスピードを上げるとは?○
人に何かを頼むとき、手順を教えたり道具を準備をしてからお願いしますね。
しかし、ある程度経験のある作業であれば、途中で「このことだろうな」
と推測できます。
そのため、慣れている人はその推測のもと、最後まで説明されなくても
作業を開始する場合もあるでしょう。
その方が作業を早く終えることができるからです。
このように、作業のスピードとは、指示されてから作業を終えるまでの実質的な
作業時間のことを指すと考えられます。
説明の時間を省いた分、作業を終わらせる時間を短縮した、ということですね。
また、物理的なスピードを速くする(行動を速くするとか)、同じような書式を
複製して使用するなども、作業スピードを早めることに繋がります。
しかし、最初の例のように、推測で“こうだろう”と見切り発車をした後に、
いつもと違う作業内容が加わっていたとしたら、どうでしょうか。
作業自体が早くても、求められているものができなければ、修正が発生します。
そうすれば実質の作業時間は長くなってしまうかもしれません。
作業スピードが速かったとしても、余分にかかったやり直しの時間、労働力…。
これでは効率が上がったとは言えません。
○効率化とは?○
「要求されたことを速く、正確に行うための手段」
効率を上げるためには、対となる目的がなければ意味がなくなります。
その対となる目的の達成度合いを“効果”といいます。
『効果があって(目的を達成して)、初めて効率を上げる意義がある』のです。
さきほどの見切り発車した例では、効果はあったのでしょうか?
時間短縮にはなっていますが、要求されたものができなければ意味がありません。
目的を達成できていなければ、求められた成果物ができていなければ、
それまでの作業は全くムダなものになってしまうのです。
効率を上げることは、「要求されたことを速く、正確に行うための手段」です。
スピードだけ上げても意味がないのです。
◎「仕事を速く行うことと、効率を上げることはイコールではない」
仕事のスピードを上げて効率化、ではなく、
効率を上げることで、仕事のスピードが上がる、ということです。
○効率をあげるにはどうしたらよいか?○
効率化、とは、求められた仕事を正確に早く仕上げることです。
正確に仕上げるためには、最終的な目的(ゴール)をきちんと全員が把握している
必要があります。
そのためには、作業従事者同士のコミュニケーションが重要です。
目的を同じくした全員が、現状を把握して作業することで、
ミスも減り、時短になり、余裕もでき、完成度の高い成果物(=効率化)
になります。
また、余裕ができることで、作業の安全にも繋がります。
※過去スローガン参照
・下調べ不十分で追加作業が必要になった
・間違えた作業をしてしまった
・やり直しが発生した
・他の工程に支障が出た
・忘れ物が多い(←耳が痛い) 等々、こういうことはありませんか?
その完成するまでの工程はベストと言えるでしょうか?
もちろん、全てが予定通り問題なく進む、ということはないですし、
途中でやむを得ないトラブルが起きることもあるでしょう。
しかし、普段から効率よく作業ができていれば、立て直す余裕も生まれます。
普段からコミュニケーションをとることで、自分が見逃したことも仲間が
気付いてくれたり、より効率の良い方法を提案してもらえるかもしれません。
仕事が速いのももちろん大事ですが、これからは仕事の効率を上げる、
ということを会社全体で意識していきましょう。